手前味噌「マーク・トウェインの投機と文学」
久しぶりに装幀の仕事をひとつ。
今度の日曜の朝日の読書面に掲載される予定なので、宣伝もかねて……

「マーク・トウェインの投機と文学」〜破産への道と『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』
チャールズ・H・ゴールド著  柿沼 孝子 訳
A5判 / 264ページ / 上製 定価: 2500 + 税 ISBN978-4-7791-1465-6 C0098
2009年09月 彩流社

実業家でもあったトウェインは当時の新しいテクノロジー「植字機」の開発に膨大な投資をする。
しかし、失敗。晩年は借金返済に奔走することを強いられる…… 
そんな失意と狂気の中で生まれた文学作品は優れた光芒を放つのだった

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こちらは以前に装幀を担当した「マーク・トウェインコレクション」。何年もかかって完結したが、楽しい仕事だった
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by masashiw2 | 2009-11-20 23:28 | かわうその祭 | Comments(2)
Commented by Gatta Italiana at 2009-11-21 00:28 x
はぁ~こんなにトウェインを出されているのですね。
今回のがいかにも評論っぽく、
『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』 というキャッチに
興味をそそられます。
Commented by masashiw2 at 2009-11-21 09:01
最近どうもだらだらと風邪をひいており、早くに休んでご返事遅れました。
『アーサー王……』は晩年の黙示録的な作品で、
親しみやすい作品でおなじみのトウェインとはまた違った側面があります。
単行本で読めるのは「マーク・トウェインコレクション」だけ! と、これまた宣伝しておきます。
飯塚英一著「旅行記作家マーク・トウェイン」(こちらも当方が装幀)という評伝では
この意外と知られていない文豪の旅行に明け暮れた生涯を追っています。
お手に取っていただけましたら幸甚です。
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