虫干し・古米は老酒の香り
久しぶりに押入の整理をした。むかしやっていた道楽の道具がザクザク。このあたりの片付けがずっと懸案だった。
片隅に忘れられていたビニール袋に食糧のアルファ米が10袋くらい残っていた。一番新しいもので1993年7月5日製造。
試しに1992年11月17日製造の「JIFFY'S CAMPING FOODS 牛飯」をこしらえてみる。
熱源やコッヘルも当時のものにこだわって……

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コッヘルにあけてみると、なにやら老酒の古酒のような怪しげな香り。大丈夫だろうか? しかし黒すぎる!



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かき混ぜながら15分くらい炊く。水がなくなったら火を止めてフタをして10分蒸らす



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フタをとって出来上がり。さぁ、召し上がれ!



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18年の歳月を越えて、よみがえった山のごちそう。このさい、袋のイメージ写真との相違をどうこういうのは野暮というもの。
不思議とアルファ米特有のスカスカな味と臭いも老酒臭にごまかされ、ことのほか味わい深く……!?
賞味期限がはるか昔に切れた古いビールが美味いという酒屋のご主人の気持ちがすこしわかります……とかなんとか……

by masashiw2 | 2010-11-14 13:02 | かわうその祭 | Comments(6)
Commented by ken_kisaragi at 2010-11-14 18:03
ザイルを使って登る山? 崖かな・・・(゚o゚)
何度も行ってる上高地でありますが毎度河童橋どまりです。
大正池から見上げる三千メートルの偉容を誇る西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳
・・・いつ見ても圧巻です。
こんな所を登っておられたのですね! 澱み無き山頂へはもう向かわれないのでしょうか。

Commented by masashiw2 at 2010-11-14 22:48
カビ臭いものをご覧いただき恐縮です。
その昔、あちらこちらの峰々にでかけていた日々がございました。
道具は未練がましく残していますが、もう今は登らなくなってしまいましたね。
カメラを持って登山するというのも面白いかなぁとも思ったりしますが……。体力と相談です。
Commented by nandakadays at 2010-11-14 23:21
年季の入ったアルファ米を堪能されているとは、もはや達人の領域かと。
若様ともども、「熟成BROTHERS」と呼ばせていただきます(笑)。
Commented by masashiw2 at 2010-11-14 23:49
18年の歳月は、コフラックのプラ靴やガリビエールのヘルメットをもボロボロに劣化させていました。
お米も、あきらかに黒い! ヤバイと思いつつ、パクパクと食べてしまいました。体に悪いかも。
私もくだんの項目は「要医療」ですが、ほったらかしです。
さいきん結膜下出血とかもあって、やばいかなぁ。気ぃつけんといけませんね。
Commented by Honey at 2010-11-15 13:26 x
先日だんなにつきあって、大阪のモンベルをぶらついていました。携帯食料事情の発展したことと言ったら!ちょっとびっくりしてました。
Commented by masashiw2 at 2010-11-15 14:43
モンベルのお店、東京も大きいのがあります。渋谷とか恵比寿とか。まずそれにビックリ。
樟葉にモンベルの辰野さんの豪邸ありますよね。不景気関係ないのかなぁ。
古米、イエノモノに臭い臭いと隔離され……。トホホでございました。
旦那さん、厳しい道を行かれてますね。多摩川でビアンキ見たら旦那さん思い出してます。
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