栃尾又で Reich 2011年7月18・19日
18日の夜は「したの湯」につかり続けていた。ヘッドホンで Steve Reich "Music for 18 Musicians" を聴く。
56分31秒の長大な曲はぬる湯に溶けていった。湯守のおじさんに「今夜はもう終わりですよ」と告げられ、部屋に戻る。
耳を澄ますと夜鷹が鳴いている。真っ暗な森の中で消えてしまいそうな鳴き声、しかし、なにかを主張している……。

朝4時過ぎ、ヒグラシの大合唱で目覚める。なんてReichなんだろう! 朝風呂は「うえの湯」を堪能する

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大好きな車麩の煮付け。ししゃもには銀山ふきのきゃらぶき付き。そしてコシヒカリ。
湯治宿を巧妙にリノベーションした宝厳堂。古い欄間が縦に組まれて目隠しになっていたりして面白い。
部屋には小上がりがあったり、フローリングが桐だったり興味が尽きない
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by masashiw2 | 2011-07-28 00:12 | 旅の空 | Comments(2)
Commented by uturohimoyou at 2011-07-28 09:32 x
湯に浸かるだけの旅 なにもしないで ただぼんやりと時をやり過す、、
なんと贅沢なことか、 叢の緑が眼に沁みます。
Commented by masashiw2 at 2011-07-28 10:20
宿の裏の叢、冬にきた時は雪の壁でした。ところどころ雪が融けて小さな穴があいていて、
シジュウカラがとびだきてきたりしていましたが、夏はこのようになっております。
鳥たちはいっこうに姿が見えないのですが、盛んに夏を謳歌しているのでせう。
喰っちゃ寝るで、ウェイトオーバー。絞らねばなりません。
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