手前味噌「広島・長崎から 戦後民主主義を生きる」
最近の装幀の仕事から──。

「広島・長崎から 戦後民主主義を生きる」関千枝子×狩野美智子【往復書簡】
四六判 / 384ページ / 並製 定価2500円+税 ISBN978-4-7791-1817-3 C0036 2012年10月 彩流社

カバー写真:山本宗補 タイトル書体:筑紫オールド明朝+游築見出し明朝

紹介文から──
「広島と長崎で被爆した、80歳と83歳の女性。

戦前・戦中を知る二人は、深い心の傷を負いながらも、
戦後民主主義の中でわくわくするような時代を経験した。

いまは語られることの少ないその時代に、大学教育を受け、
新聞記者、定時制高校教員として働き、
子どもを育てた
二人から見て、いまの時代はどう映るのか。

手紙の中で語り合う。
世代を継ぐために、いま聞いておきたい。
女性による時代の証言。」

関千枝子さんは1932年生まれ。広島で被爆、早大露文卒後、毎日新聞社入社。ジャーナリスト。
狩野美智子さんは1929年生まれ。長崎で被爆。慶大西洋史卒後、高校教員。文筆家、翻訳家。
お二人の分厚い往復書簡集。カバー写真撮影は最新写真集「鎮魂と抗い」のフォトジャーナリスト山本宗補さん。
山本さんは老人のポートレートもライフワーク。関さんと狩野さんの撮影にはまさに適任

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表紙にもお二人の穏やかな別カット


by masashiw2 | 2012-11-01 22:42 | かわうその祭 | Comments(0)
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