Eberhard Weber も最近よく聴いている 2011年11月24日
こちらもECMのお得な3枚組ボックスセット。Eberhard Weber といえば、Pat Metheny“Water Colors”のベーシスト。
それ以外はほとんど聴いてみたことがなかった。妙なかたちのなベースを弾く、海の神様みたいなおじさんという認識。
レコジャケも何か妙な嗜好が反映されたものが多い気がする。競演ミュージシャンもJan Garbarek や Bill Fresell など異形系(?)多し。
まず、ECMのアーチスト別コンピ“rarum XVIII”にて Weber を概観してみた。
聴いてみると、クセはあるものの、意外とスムースな白身魚風。Gary Burton や Ralpf Towner とも親和性がある。
バックに徹するという気はないようで、ボヨヨン・ボヨヨンとしたサウンドでソロ楽器として前面に躍り出る。
で、3枚組ボックスセット“Colours”(こちらはuが入る)。Charlie Mariano を交えたカルテットの録音3枚——
Yellow Fields(ECM1066, 1975)”、“Silent Feet(ECM1107, 1977)”、“Little Movements(ECM1186, 1980)”のセット。
ユニークなベースの音色が飽きないし、グループのサウンドもちょっと“白いWR”というか、70年代中葉の空気が濃厚。
とりわけ“Silent Feet”は組曲的な展開が素晴らしく、浮遊感ただようソロ交換に胸躍る。
リアルタイムで聴いておけばよかった……と後悔しきり

Eberhard Weber も最近よく聴いている 2011年11月24日_d0123571_22234067.jpg

2011年11月23日
宅急便で納品する仕事を早く片付けねばと思い、明け方からPCに向かう。カーネーションを見てから身仕度して遠乗り。
是政から多摩サイ、睦橋から五日市、黒茶屋を過ぎて盆堀林道に入る。ダートはなく、至極快適な舗装路。
きれいに手入れされた造林地に斜光がさして美しい。癒された。入山峠から東斜面は眺望よし。醍醐の集落も味わい深し。
たいへんコマが進んだポタリングだった。高尾街道から浅川に入って、是政から夕方帰着。
明日からアップしていきます。ご高覧よろしくお願いします

by masashiw2 | 2011-11-24 22:30 | かわうその祭 | Comments(2)
Commented by ken_kisaragi at 2011-11-24 23:46
箱鳴りの感の乏しいピッコロ・ベース的イメージがあるのですが。
ジャケットの写真見るとアップライトも弾いているのですね。
最近はダーク・メイガス 、アガルタ 、パンゲア のマイルス怒濤の三部作を聞いています。
体調が良いのでしょうか(笑)

しかし連日の峠越えには感心至極。 まこと健脚でないと自転車旅は厳しいですね。
自分もフレッタ/BD−1にコロコロ・キャスターを付けようかと企んでいます。
Commented by masashiw2 at 2011-11-25 00:18
共鳴胴のない5弦のアップライトを弾いているようですね。
Charlie Mariano(このかたもなじみがなかったのですが) がすこぶる良いので是非お聴き下さい。
その昔、体調がよかったころは目覚ましの音楽をJack Jonson にしておりました。
kenさんの漕ぎっぷり、感心しております。どうかご無理のないよう。風貌がだいぶ変わられました。
わたくしといえば、ふらふらと峠道をさまよっています。人並みに漕げるといいのですが、誠にお恥ずかしいかぎりで……。

名前
URL
削除用パスワード
<< 入山峠 1 黒茶屋を過ぎて盆堀... 岩殿山でしごかれる 2011年... >>