手前味噌 ジョゼ・サラマーゴ「ちっちゃな回想録」
最近の装幀の仕事から──。

「ちっちゃな回想録 As Pequenas Memórias」ジョゼ・サラマーゴ[著]近藤紀子[訳] 
四六判 / 180ページ / 定価1800円+税 ISBN978-4-7791-1933-0 C0097
2013年9月 彩流社

紹介文から──
ポルトガルのノーベル賞作家、ジョゼ・サラマーゴによる、みずからの少年時代の回想録。
圧倒的な言葉の奔流で紡がれる長大な物語 ── それこそが「現代の語り部」サラマーゴのスタイルである。
しかし本書では、一転、そのはげしさは影をひそめ、ポルトガルの庶民生活の丹念な描写を通して、
おだやかでやさしい、ときにはユーモラスな語り口で、幼なかったころの日々がつづられてゆく。
読みすすむうち、語り手の年齢も自分の年齢も消え、読者は、こども時代へとさかのぼる。
いつしか手のなかに、小さいころ、道ばたで拾いあげた小石の感触すらもどってきそうな、
小粒ながら、不思議な、知的で、品格のある魅力的な一冊だ

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書体は筑紫丸ゴシック(A・Bまぜまぜ、これが楽しい)、欧文は筑紫Aオールド明朝R。
ボッスの生きものたちと、近所のオリーブの樹

by masashiw2 | 2013-12-25 22:47 | かわうその祭 | Comments(0)
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