3rd Session終了、Room335へ 【入院2日目その2】 2015年7月16日
~前記事から続く

目が覚めたのは術後かと。尿道カテーテルを插管されて飛び起きた。忘れていた第二関門、ここにキタかーっ!
第三関門(アブレーション手術本体)のすぐ後ろに隠れていたとは……。ただただうめく。
それからまた眠ったようで、病室に戻ってきたあたりの記憶はない。イエノモノのメモもまじえて経過を綴ります。

12:45、イエノモノが看護師さんに 「もうすぐ戻ります」と声をかけられる。
13時ちょうどにストレッチャーにのせられ病室に戻る。 鼠蹊部を穿った右足が動かぬように固定したりで15分ほどかかる。
心電図モニター(センサーとトランスミッター)をつける。
血液抗凝固薬剤やら、血圧をあげたり利尿を促す薬剤を点滴する(この時点で上の血圧が80mmHg、かなり低い)。
静脈麻酔は依然効いたまま。酸素マスクもしたまま。

さて、ここからが第四関門、止血のための長時間の固定。
抑えて止血処置をした鼠蹊部が、完全に止血確認できるまで脚を曲げてはいけない。24:30まで我慢せよとのお達し。
腰曲げNG、寝返りNG、同じ姿勢を維持して耐える。フィットしていないサドルでロングライドするよりもはるかに苦行。
 
13:45 血圧(上)114mmHg。
15:00 酸素マスク外す。依然、朦朧状態。
15:20 ナースコールして水を飲ましてもらう(誤嚥の心配があるため)。
15:33 ようやく意識がはっきりしてきた。 ナースコールして飲水。脈が飛んでいる気がするので確認するも不整脈なしとのこと。
15:45 飲水 顔ふき。
17:00 体温35.9℃ 血圧94-60mmHg。
18:00 とろみがある飲み薬で食道の炎症を和らげる。食道も異物を入れられたり心臓側から熱を受けているから。

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18:40 夕食。おにぎり1個、おかずを一口ずつ。イエノモノに手伝ってもらう。 
21:30 イエノモノ帰宅

尿道カテーテルがとにかくいやらしい。この違和感、常にいやおうなく尿意がある風に強いられるといったらいいか。
造影剤を排出するため、(出ているのかどうかわからないが)絞り出し続ける。甲斐あってかなり出た模様(2リットル近い)。
誤ってチューブを引っ張らないように細心の注意を払う。このカテーテルにはもっと進歩してほしいなぁ。

23:30 右足の固定解除。寝返りうってOK。ひと心地つく。鎖骨下の絆創膏をとる。あと1時間。
24:30 鼠蹊部の止血確認をしたのち、尿道カテーテル引き抜いてもらう。これが第五関門。

まず、鼠蹊部の絆創膏やらテープやらをベリベリ剥がしとってもらう。後腿(ハム)の毛も剃っておいてよかった。
最後の尿道カテーテル引き抜きの痛みを際立たせて感じさせないように、
絆創膏の引きはがしを手荒にやっているようなフシがある。引き抜きの痛みを相対化させる工夫というか
(看護師さん、間違っていたらゴメンナサイ)。実際、肝心の最後の痛みが少なかったのはとてもよかったです。

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24:40@病室 点滴は朝になって終了

これで安心してカラダを伸ばして眠ることができる。脈もOK、久しぶりの正常脈じゃないか。
しかし、ずっと腰が曲げられなかったのでガスがたまって腹が張った感じ。この晩もまんじりとせず。
前回は睡眠剤を処方してもらったのだが、かえって本来のリズムが崩れてしまい退院後つらかったので、
今回はもらわないことにしていた。用意してきた音楽を聴いて過ごす

by masashiw2 | 2015-07-21 13:38 | 拾遺 | Comments(0)
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