「ルドン─秘密の花園」展に行く-2 2018年4月5日
今展の目玉──パトロンの男爵の城館の食堂を飾る装飾画が揃い踏みし、当時の配置で再現。
とりわけ《グラン・ブーケ(大きな花束)》と呼ばれるパステル画──これはやはり必見に値するものかと。
この作品は三菱一号館美術館蔵なのでまた見る機会もあるかと思うが、
食堂の壁を彩る他の装飾画はオルセー美術館蔵なので、ありがたく拝見。

個人的には、「眼をとじて」「オジーヴの中の横顔」「若き日の仏陀」を見ることができてとても嬉しかった。
カタログも素敵な出来栄えで、買っておいた

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レプリカ配置は撮影可能

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おのぼりさんは入ったことのない店に入ってみたり

展覧会タイトルのタイポグラフィーが少し残念な件。
サブタイトル「秘密の花園」が(愚直に)一倍ダーシで「ルドン」に接続するのがなんだか違和感。
で、文字ごとに角度が入ってまばらな組み。なんだかほったらかしになってしまったような・・・。
忘れられたように「夢の中へ 花の中へ」というコピーも付随する。
意思決定の過程で、裸の王様の鶴の一声が入ってしまったような残念な印象を持ってしまった次第。

7月からポーラ美術館で「ルドン ひらかれた夢」展もあるという。今年はルドンをいろいろ観ておきたいところ

by masashiw2 | 2018-04-08 22:32 | ラビリントス | Comments(0)
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