引き続き東京都内・百尋ノ滝はどこに? 2021年5月4日
900mを越えると、爽やかな滝の音が! 百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)に違いない。
左に断壁、それを縫うようにトラバースする林道、右に谷を深く穿って滝が流れ落ちている──そんな絵を
頭に描いてやってきたのだが、滝はすでに新緑の中に埋没していたのだった。
音はすれども姿なし、それでも漂うマイナスイオンに癒されると思い込みながら、さらに高度を稼ぐ

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百尋ノ滝は新緑の中に埋没していたが・・・ 左上にこれから行く道が見える


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ズームアップして、暗がりの中にやっと滝の水流と滝壺がなんとなく認められる


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林道が断壁をトラバースしている部分を通過。ガードレールなし、下は切れ落ちている


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滝上橋(たきうえはし)は文字通り百尋ノ滝の上の橋。橋は水平ではなく10%位の勾配。水平の感覚がおかしくなる


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滝上橋のすぐ下流はゴルジュ、釣り人もいる


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勾配がずっと緩まないと泣き出しそうになる。緩い部分がないと腰も辛くなる


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標高1000mを越えて舗装路終了地点。もう少しいけるか? ダートの登高はコントロール効かず、押し歩き


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やがて小広い広場になって、景色も開け、絶好の休憩ポイント


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中退しない理由がない。標高1043m、登高終了、9時48分。奥の峰は本仁田山か


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上に伸びているダートはさらに荒れて勾配もある。もはや登高欲湧かず


この林道は日向沢林道に接続し、埼玉(飯能市・有間峠)に達することを目指していた。地図を見るとあと少し、
山(長沢背稜)を越えれば有間峠なのだが、言うはたやすく、長大な林道建設は自然の厳しさの前に頓挫したまま。
この林道は律儀に勾配を維持、橋の上でさえ水平でない。何しろキツかった。突破しようとする勢い・執着を感じた。
もう登らないで済むと思うとさしあたりホッとした。来た道を戻るのにブレーキ・握力を酷使、次は日原林道へ、つづく

by masashiw2 | 2021-05-06 22:50 | 峠道 | Comments(2)
Commented by nandakadays at 2021-05-07 08:15
百尋ノ滝は登山道を歩かないと見られないものと思い込んでいましたが、
滝の上までずっと林道が延びているんですね。初めて知りました。
「山と高原地図」を引っ張り出し、ルーペで拡大しながらルートを確認しています。
Commented by masashiw2 at 2021-05-07 12:18
踊平トンネルというのがあって、いつかは行ってみたい林道の一つだったのですが、中退。
ロードバイクはここまで、ご容赦ください。エアリアだと蕎麦粒山まで1時間と20分のポイント。
百尋ノ滝の他にも滝があったり鍾乳洞があったり、仏さんが25年ぶりに出てくるということがあったようです。
日原、興味が尽きません。いつもご高覧有り難うございます。
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