手前味噌 アナイス・ニン「インセスト」2008年3月29日
たまには私のなりわい——装幀の仕事をご紹介しましょう。
「インセスト アナイス・ニンの愛の日記 【無削除版】1932〜1934」(杉崎和子訳 2008年2月 彩流社刊)
アナイス・ニンはパリでのヘンリー・ミラーとの交情を綴った『日記』で知られる、美貌の作家(1903〜1977)。
「アナイス・ニンが生涯をとおして書き続けた日記。
無削除版第2巻、待望の翻訳出版。

夫、ミラー、アランディ、アルトー、ランク……そして父との“愛”。

他者との関係のなかで、複雑に屈折する自己の内面を深く見すえた膨大な記録。」(帯コピーから)
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使用写真は1930年代に撮影されたニン。ニン財団から提供された古い紙焼きは妖しい魅力に満ちていた。
この写真の力に導かれるように、2案+1のバリエーションがおのずとできた。
使用フォント:游築見出し明朝体、游築初号ゴシックかななど



上はモノクロ写真に着色を施した案。ニン直筆の日記原稿を別レイヤーで乗算した。
下は採用案で背にある写真をメインに配した案
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装幀の仕事のホームページもご覧ください
by masashiw2 | 2008-03-30 00:32 | かわうその祭 | Trackback | Comments(4)
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Commented by nonbiri-mama at 2008-03-30 21:17
素晴らしいデザインですね。
アーサー・ミラーといえば すぐホキ・徳田さんを思い出しますが
彼と他の女性関係は良く知りませんので 興味深深です。笑
読んでみたいですね。1930年代のパリの様子も興味がありますし・・
Commented by masashiw2 at 2008-03-31 00:00
有り難うございます。日夜デザインに腐心しております。
ダブルトーン8ページ口絵付きです。書店にてお手に取っていただければ幸いです。
売り上げに協力していただければさらに幸甚です。
Commented by nonbiri-mama at 2008-03-31 09:51
昨夜 布団に入ってから ふっと もしや アーサー・ミラーと書いたような気がしまして 朝見てみましたら まさに!!(汗)
知っていて 黙して語らず・・ 奥ゆかしさ。
Commented by masashiw2 at 2008-04-01 01:46
コメントをいただいた上に、ご心配おかけしたようで申し訳ありません。
眠っている間に妖精さんたちが間違いを消し去ってくれたらいいな〜と
思うことが、人生、ままありますね。わたくしも冷や汗たらしながら生きております
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