ウリワリ・セメタリー 2008年10月3日
今月あたまの帰省、新大阪からさしあたっては墓参りに向かう。
私どもの墓は平野区の広大な霊園の端のさらに端にあり、最寄り駅(地下鉄谷町線出戸駅)からかなり歩く。
墓地に入ってからも長く、道すがら、腕を振ってきままに歩いている老人を追い抜いた。
麦わら帽子をかぶっていて、爺さんなのか婆さんなのかよくわからない。
墓に着くと、さきほど追い抜いたはずのその老人が近くの木立の中に座り、帽子を脱いで汗をぬぐっている。
よく見るとなんとなく亡くなった祖母に似ていた。
バケツに水をくんで来て墓に戻って来たら、もはやその老人の姿はなかった
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by masashiw2 | 2008-10-20 00:24 | 奇譚 | Comments(0)
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